4年生が大山自体験宿泊学習に出かけています。4年生にとっては,初めてのお泊まりとなるので,この日を待ち望んでいたのは,言うまでもありません。また,新型コロナ感染症拡大防止の観点から,交流して活動を行うような場面はありませんが,同じ美保中学校に進学する崎津小,大篠津小と合同でのプログラムです。
9月28日の主なプログラムとしては,「カヌー体験」と「キャンプファイヤー」です。学校を出発し,赤松の池につくと,風が吹き、小雨が降ってきました。早速、大山の自然の厳しさの洗礼を受けることとなります。カヌー体験のときに、児童はカッパを着用することとなりました。指導員の方に,まず最初に安全についてのお話を聞きます。ひっくり返ったとき、ライフジャケットの着用の仕方など命を守る術を最初に学びます。また、赤松の池にある鳥居や社などそこに住む地域の方が大切にされていることにも触れられました。
ペアでライフジャケットの着用状態を確認しあいます。もちろん、最後は大人が確認します。 もしかすると、一番大変なのは、このカヌーを池の辺まで持って行くことかも?小学4年生には非常に重い。でも、声を掛け合って運びます。
そして、最初のグループが池に漕ぎ出します。
すると,2分後には・・・・・こうなりました
この日は、岸へ向かう風で,しかも右から左に吹いていました。風に押されて戻って来られないということはありませんでしたが,児童は,沖に出られず左へ左へ流され,池の隅から脱出不可能な状態。どうすることもできず、指導員の方の救助を待ちます。早くも、暗雲が・・・。
でも、児童は、お互いに助け合いながらというよりも、救助し合いながら挑戦を続けます。
すると、中には、カヌーを操り始める児童も現れ始めます。
一人4回ほど、体験したところで、昼休憩になります。今日の昼食は、みんな大好きカレーライス。
そして、午後の練習開始。午後は、遠くまで行ってみようということになります。午後からは、児童の姿に安心したのか、午前中は陸からの見守り部隊だった担任の先生が、カヌーに乗ります。最近の若い先生は、小学校のときに同じようにカヌー体験をしているので、カヌー経験者です。担任の先生の操船を見て、児童は驚きます
そして、何と、困っている児童を助けることも・・・