先週の金曜日,5年生が中国地方の最高峰の大山へ登山をしました。この行事は,美保中学校に進学する和田小,崎津小,大篠津小の合同行事です。バス代の節約もありますが,小学校のときに交流しておくことで,中学校進学後の児童の交流を円滑に進めるという目的もあります。上りは,博労座から大山寺,大神山神社を経由する行者コース。同行された登山ガイドさんのお話を聞くと,このコースは1000年前から今も続いているもので,神社でしっかり安全を祈願してから登ります。実際に歩いてみると大神山神社に着くまでが,かなり長く,大神山神社の階段を登るだけで息が上がります。6合目を過ぎ,木々の切れ目から見える景色は,登った達成感もあり,筆舌に尽くしがたいものでした。頂上にたどり着くと,ミッションがあります。和田小との鏡を使った交信です。5年児童も小さな鏡を持って登頂し,お互いに光らせ合うというもの。鏡が小さいためか,太陽が真上に上がっているためか,大山からの光は見えませんでしたが,和田小からの光は大山山頂に届いていたようで,光が見えた瞬間,5年生児童の歓声があがったそうです。