早朝,6:30に集合し,事前に遅れたときの話をしたためか,全員揃って出発することができました。保護者に見送られる中,バスに乗車しました。バスが米子空港付近に近づいたとき,ハプニングが起こりましたが,教頭先生のお陰で事なきを得ました。トイレ休憩を2回挟み,平和公園に到着です。
その後,語り部さんのお話を聞きます。3歳の頃に被爆された語り部さんが,8月6日当日の話,そして,その後10年以上悩まされた原爆後遺症の話など,自身の体験・経験を話していただきました。児童に感想を聞こうとしたところ,全員が手を挙げて話そうとした姿は,語り部さんの思いや願いが6年生なりに伝わったと感じました。昼食を公園内で食べて(お弁当のおにぎりの絶妙な塩加減には驚きました)。
昼食後は,平和記念資料館へ向かいます。修学旅行生や訪日外国人が多く訪れていて,ゆっくり見て回ることはできませんでしたが,児童は原爆の真実を目の当たりにします。
宮島行きのフェリーに,初めて船に乗る児童もいて,テンションはかなり上がっていました。宮島でも,それとわかる胸板の厚い屈強な大人たち(私服の警察官)の集団があちらこちらにあり,バスガイドさんに聞くと,サミット中,各国のファーストレディーがここ宮島で集うそうです。
今度は厳島神社へと向かいます。バスガイドさんに神社の歴史を聞きながら,回廊を回りました。ちょうど潮が引くタイミングだったので,大鳥居近くまで歩いていくことができました。
そして,いよいよ買い物の時間。約1時間,班ごとの自由行動です。気に入った店に入り,お家の人への土産,自分への記念などを購入し,思い思いの時間を過ごしたようです。
宿泊先は「安芸グランドホテル」。到着したのは午後6時半。入室,入浴,食事など分刻みなスケジュールでしたが予定通り行い,食事後に,それぞれの児童が今日感じたこと,語り部さんの話を聞いて思ったことなどを一人ずつみんなの前で話してくれました。
次の日は,楽しい「みろくの里」。ぐっすり眠ることが,楽しむための必須条件。