1日目の夜は,「キャンプファイヤー」。昨年は,体育館で「キャンドルサービス」でした。今年はコロナ禍ということや季節を考えて,外での活動になりました。
暗闇の中,キャンプファイヤー会場に向かいます。暗闇には,何かが潜んでいるような恐怖感があります。視覚が最も発達している人間にとって「視覚」を奪う暗闇を怖れる感情は,人間が持つ本能の1つだと思います。そして,登場する山の神。
山の中で火を使うため,あらゆる山の精霊に許しを請います。暗闇の中から聞こえる声。そして,暗闇の中から飛んでくる火によって中央の組木に点火されます。そんな暗闇の中で,点火された火は徐々に大きくなり,大きく燃える火,パチパチとなる組木,木の焦げる臭い,温かな炎,キャンプファイヤー囲んでいる児童の五感を刺激します。
指導員の方の主導でレクが始まります。最初は,照れながらでしたが,徐々にテンションが高くなっていきます。最後の方は,各小学校が交流し合うようなゲームでした。
♪月夜の晩、柳の下、突然出て来た、オオカミさん
トイレに入って、紙がない、おお・かみ、おお・かみ
と鳴きました。
キャンプファイヤーの終わりは,火の分火。再び山の神が現れ,代表児童の持つたいまつに分火し,その火をそれぞれの児童に分け,その火を持っての退場となりました。