4年~6年までの実行委員会のメンバーを中心に「でっかいことやろう集会」が開かれました。実行委員会の児童は,このための準備や話し合いを休憩時間を使ってやっていたようです。
この集会は,児童が児童のためにやる手作りの集会です。今回の目的は,和田小のみんなが仲良くなること。最初のグループ分けには「猛獣狩りゲーム」をしました。「猛獣狩りゲーム」は,リーダーの言った動物の文字数の人数のグループを作るゲームです。このゲームでの注意点は,できるだけ違う学年のグループになること。和田小は市内でも全校児童数の少ない学校になりますが,同じ学年の児童と遊んだりすることが多く,他の学年とは少し距離があります。最初は,上手にグループ作ることができません。上学年の指示もなかなかできなく,教員の言葉かけでグループを作っていきました。ゲームの後半には,「あと2人!」「○○ちゃん,こっちへ来て!」のような言葉も出始めるようになってきました。
プログラムには,学校全体を使い,各教室を巡回し,担当児童の説明でゲームやクイズをします。教室を使う案は6年生から出されたもので,コロナ禍であることから集まらない方が良いと考えたということでした。コロナ禍が児童の中にも影響を与えているようです。
「鉛筆立てゲーム」「ボーリング」「宝探し」「クイズ・なぞなぞ」など,低学年の児童も楽しめるような工夫がありました。また,時間を短縮するため,同じゲームを2帳場設定するなど,前年の反省も生かしたようでした。6年生が下級生に丁寧にゲームを伝えている姿や一緒に話し合う姿を見ながら、今回の「でっかいことやろう集会」の目的は,十分に達成できていると感じました。
終わりのプログラムでは,下学年の児童が,集会で楽しかったことや協力できたことを,何人も話してくれました。